カテゴリー「 募金のご報告 」の記事

ティナラク織の会「カフティ」   森田奈美さんからメッセージ

2013年3月31日 (日)

ティナラク織の会「カフティ」  写真 織手さん ミンダナオ上空から

Reree 

織手さんのひとり、リリーさん

2

飛行機の中から撮ったンダナオ上空の写真
(熱帯雨林の森だったところが、草しか生えていない状況/2013)

 

1901 2010 

1901→2010 (黒い部分が森林)

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2013年3月27日 (水)

   募金のご報告 と                       ティナラク織の会「カフティ」 森田奈美さんからメッセージ

2012年に皆様から頂いた 募金¥2984 古切手50枚

                   本当にありがとうございました <(_ _)>

トゥルシーのお客さまへ
                      ティナラク織の会「カフティ」

いつもティナラク織製品をご愛用くださり、ありがとうございます!
私がティボリ民族に出会って18年目になりました。
『ティナラク織』 という、手の込んだ素晴らしい織物が、貧困にあえいでいる人々の手から紡ぎだされる奇跡に、いつもいつも感動と心苦しさを感じながら、日々の活動をしています。
今日満足に食べる物もない中であっても、良い織物を作り上げるエネルギーに私は圧倒され、そして良い仕事を成し遂げた人には、なんとか「報われる」体験をして欲しい… その思いを行動へと結びつけたのが、フェアトレードでした。
私ひとりの力では、数人の織手さんたちしか支えられませんが、その人たちが継続してよい仕事をし続けられる環境、そしてごはんを食べることが出来る収入を提供し続けられるように、これからも広げていきたいと思っています。
また同時に、環境保全活動として『アグロフォレストリー』 (森の樹間に換金作物になる果樹や野菜等を植える植林)を行なっています。
70年代あたりから、私たち日本を含めた諸外国によって森林伐採が行なわれ、森の90%を失う、という厳しい状況のため、毎年台風時には洪水や土砂崩れなどの被害で人が沢山亡くなっています。
それを変えるためには、一歩でも二歩でも、行動に移さなくてはなりません。
遅々とした歩みで、ときに無力感に襲われながらも、
「何もしないのは、現状肯定」
「今自分が出来ることが1個でも1ミリでもあるなら、やったほうが良い」
という思いをいつも自分に言い聞かせながら、進めています。
この間トゥルシーを通して、みなさんからの募金をいただきました。
本当にありがとうございます。
みなさんのお志に励まされながら、これからも私にできることを続けていきます。

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